当園では、人生の最期を当園で過ごすことを選択されたご利用者が、最期まで個人として尊重され、その人らしく生活していくことができるように「看取り介護」を実践しています。
「看取り」とは、日常生活の延長線上にあり、日々の生活を継続しながら、安らかな最期を迎えることができるように支援することです。
苦痛を和らげるための最小限の医療を行い、穏やかな気持ちで生活していくことができるように毎日のケアを充実させ、ご利用者とご家族の希望に可能な限り添えるよう職員が一体となって支援させていただきます。
平成12年から記録管理システムを導入し、ケア記録の電子化による情報の一元化を図っています。
介護士はもちろん、看護師、相談員、栄養士、歯科衛生士など、さまざまな職種の記録が入所者毎に一括管理され、情報をリアルタイムで共有しています。
臥床時や座位時に、快適で安定した姿勢や活動しやすい姿勢を保持するため、外部講師を招いて勉強会を開催しています。
ポジショニングの目的は、
①褥瘡予防
②摂食・嚥下機能の維持及び向上
③筋緊張の緩和と関節の変形拘縮の予防
④安楽でリラックスした姿勢の提供
などにより長期臥床時の弊害を防止することです。
入居者のより良い口腔状態を維持するため、歯科衛生士と介護士が協働して口腔ケアに取り組んでいます。
当園では、「身体拘束ゼロ宣言」を行い、身体拘束廃止に向けて取り組んでいます。